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Vol.60 誤解だらけ!?サメの恐怖
以前、日南の漁港を訪れたときのこと。水揚げされたマグロなどに混じって、一際目立つ大きなサメが横たわっていました。すでに死んでいるとはいえ、間近 で見るサメの姿は迫力があり、恐怖感をも覚えるものでした。・・・が、しかし、実は人間を襲うサメというのは、数多いサメの種類の中でもほんの一部なのだ そうですよ。サメは世界に約400種類存在するとされているようですが、これまでに人を襲ったことが報告された種類は、ホホジロザメやイタチザメ、シュモ クザメなどの30種程度だそうです。サメの種類数の1割にも満たないんですから、ちょっと意外ですね。人を襲う危険のあるサメでも、一度人間に噛み付いて も通常の獲物と違うと判断すると、大抵は離れていくのだといいます。
ちなみに高鍋町の海岸に先日、長い尻尾が特徴的なネズミザメ科のサメ「ニタリ」が打ち上げられたそうですが、このニタリも基本的にはあまり人を襲うことはないみたいです。